brachycaulos

このページは開花後Air plantsが次の世代へと変 わ って行くための種が出来た所の写真をまとめました。

1.Butzii 2000-12-24
butzii2000-12-24-01

ブッチィの種ができました。先端が種で綿が根元に着いています。三角に鞘が割れているのが良くわかります。

Tillandsia_seed.gif (3691 バイト)

面白いですね今まであまり真剣に眺める事のなかった種ですが、たんぽぽとは違い種から何本も細い毛が出ていてそれが折れ曲がってタンポポのように落下傘が開いているのです。タンポポだと花序のほうに種が出来ますがこれは先のほうが種になっています。右下が種から出た1本を書いてみたものです。ほぼ実物大に書きましたが、本物は2cmよりやや大き目といったところです。毛の太さは、見かけ上これの1/4位でしょうか何にでもすぐに絡みつきます。見る画面によって大きさは異なりますのであくまでもこのままの大きさのままを鵜呑みにしないでください。

2.Guatemalensis
vol.1

2本の黄色い矢印のところが始まってきています。

2000-12-27

vol.2

半分くらい開いてきています。

2000-02-13

沢山鞘ができていますが、やっと2~3個割れてきました。写真ちょっと見づらいかも知れません。少し種がこぼれてしまっています。
3.Balbisiana 2001-06-05
Balbisianaの鞘が割れて種が出てきています。鞘の大きさは、約3センチでかなり大き目です。二房あり、両方の房が割れてきています。やはり三角です。
鞘の大きさとほぼ同じくらいの種ができています。大きさは約3cmです。
balbisiana
 
左の全体像です。後ろ側に新芽が出てきています約10センチくらいですが、親の高さがmaxで60センチくらいなのでまだ見えていません。

4.acosttae_sollisii 2004-01-22

acosttae_sollisii
現在3包割れています。2cmから3cm位の長さです。
acosttae_sollisii5.acosttae-sollisii2004-03-29

4filiforlia2004-04-17.filiforlia

 

カップトメドーサでの、開花後結実可否の違い。

下の2枚の写真は、同時期開花したカップドメドーサの写真ですか、一方は、受粉しもう一方はさせませんでした。両方とも比較のため同じ環境に置き約10ヶ月経過した状態です。

種できず

開花時受粉しないと花序は、そのまま枯れてしまいます。左の写真のcaput-medusaeのように花序の部分が枯れて茶色になっていると思います。その分新芽の伸びが速くてだいぶ大きくなっています。このあと、本体は、1から2年かけて徐々に枯れていきます。

受精種あり

開花時受粉したcaput-medusaeの花序です。花序が枯れずに鞘が伸びてきています。中に種ができていると思いますが、実際割れてくるまでにはもう少し鞘は大きくなります。その分新芽の成長が遅く左の写真と同位置に出てきていますがまだ写真には写っていません。

種からの発芽方法

条件を良くして発芽する
シャーレーなどにろ紙を敷き種を蒔いて水で湿らせる。カビなどが生えないように容器ろ紙などは殺菌して使います。発芽率は、80%位が望めます。

自然条件に近い方法で発芽する
ちゃんと実が入った種は、発芽します。色々付けるものがあると思いますが、下に、バーク、針葉樹、網に付けるための例を書きます。

バークにつける。

なら、もみ、杉、松などの小枝につける。

金網につける へご板に付ける。

バークは、穴を空けて針金で吊るせるように加工する。次にワイヤーなどを巻き付着した種が引っかかり固定されるようにする。水をかけると綿毛のところが細かく絡みつき固定する。付いたら後は、吊るして霧吹きなどで水をかけながら発芽を待つだけです。

生木を使う場合は、一度15センチくらいの直径になる位の束を針金で巻き込み吊るせるようにフックを付けて日向に1ヶ月くらい吊るしておきます。完全に枯れたころに再度ばらして再度まとまる程度に針金で巻き上げます。吊るすための針金は、少し太めの針金で作ります。枝は、上付き(左)下付き(右)などありますが、上向きのほうが保湿効果が高いのであったものに使い分けましょう。種は、かたまらないように均等に付けてスプレーなどで固定する。

金網です。見ての通りです。木枠を作り網を釘等で止めます。網を置いて種をまきスプレーなどを使って水をまき種が網に絡まり固定できるようにする。確認後吊るす。

自然環境での発芽率

Tillandsia 種が芽生えさせるのに数週を要するかもしれません、そして最初の成長は非常に遅いです。そして、枝にくっつく種の1%以下が自然の条件の下で発芽します。その理由は、でこぼこの裂けた表面が重要で発芽時のairplantsの育てるための決定的な役割をしています。 これは最初に種毛を絡ませるのに都合かよく、そして後に出る根は、枝に絡みつき易くなります。地割れ (Fissures) が同じく湿気を蓄積して、そして 小さな場所を供給します。水が樹皮それ自身で維持されます、そして厚いスポンジ状のバークが bromeliad 生育に欠かせないはたらきをします。苗が直面する最も多くは、苗木が豪雨によって樹皮から落ちてしまうか、あるいは干上がってしまうかです。これらのことにより、最初の一年でほとんどの苗木か淘汰されて残る苗木(5%以下)になってしまいます。幸いそのような環境でもTillandsiaの苗木がたくさん容易に作られることができます。このような厳しい環境で生育することによって、bromeliadsの繁殖が可能になるのです。

繁殖に適した木の種類

bromeliadsは、寄生物ではないからきっと皆さんは、どのような木でもそれほど関係ないように考えていると思います。そのとおりなのです。そしてどんなbromeliadでも通常色々な木の上に見いだされることができます。しかしながら、若干の木種がそして、樹皮形態のための他のものより良い木になるのです。

木が良木であるために、それは次の特性形状を持っていなくてはなりません:

  • 亀裂のあるバークで、種が着生しやすく、また 湿り気がある

  • 十分水分を保持できる

  • バークが簡単に脱落しないこと

  • 王冠形に広く開いた構造を持っている事

  • 入ってくる風がさえぎることが無く種が蒔き散らかるようなもの

これらの特徴が、苗木の種を定着させ発芽と育成ためにもっとも決定的な問題としてプラスに働きます。発芽して成長したとたん、それらの要因は、問題なくなりどんなものでも付けて育成できるようになります。Chiapas の山地の自然植生は入り混ざった松 / オーク森林です。一般に松は"なら"よりはるかにより着床しずらい木です。 しかしながら、ここの地区は、山地の空気が上昇することにより湿潤になることから松が多数の bromeliads を育成するようになり、松の様な程度が低い形状の樹皮特性曲線にもかかわらず十分な湿気が得られ育成できるようになるのです。

しかし最近の傾向として、経済目的からこのような雑木林は、次第に単一の松林へと植林が進む傾向にあります。このことによりbromeliadsは森の湿度が上昇していく傾向が見られる地域以外は、減少しています。

Chiapas地方木種

Oak species in the highlands include:
Quercus laurina

Q. crassifolia
Q. rugosa
Q. crispipilis
Q. skutchii
Q. segoviensis

Oak is not used for timber. However most of the rural population use fuelwood for cooking and heating their homes. Oak is much more suitable for this purpose than pine and is also used to make charcoal which can be carried to the major urban centres for sale.

材木として使用しない。料理用の薪か暖房用になる。都会の大手スーパー販売用の木炭の用途のようです。

Pine species include:
Pinus pseudostrobus

P. oocarpa
P. nubicola
P. maximinoi
P. montezumae
P. ayacahuite
P. devoniana
P. chiapensis

Pine species are used mainly as timber for construction. Pine tends to regenerate well following burning and pine species are often quick to colonize fields which have been used for agriculture. Burning the understorey is also a common management practise in Chiapas. Many pine/oak forests are becoming heavily dominated by pines as a result. One consequence of this process is an accelerating loss of epiphytic flora from highland woodlands.

用途は、木材の用です。切り倒されるとすぐに植林されるので、この木に偏っていく傾向にあるようです。そのため、高地森林地帯着生植物相が少なくなる傾向が促進されているようです。


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