leiboldiana

1. 今回は、花屋サンでも取り扱う機会の多いストリクタの開花後の処理を取り上げます。

下の写真が売っているものですね。大体プラ鉢にミズゴケで固定してたっぷり水を吸い込んだ状態で売っています。
この状態でその後きっと花は枯れてしまったと思います。買った以上に伸びて開花するものは、ほとんどありません。
本には水好きと書いてあるので、大体の人は、いつもしっかり水で湿った状態にしているので腐って枯れてしまいます。
ケアするには、完全にミズゴケが乾くまで、散水してはいけません。

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2. 開花終了後の状態です。

花は、枯れて茶色くなっていますが、葉は、青々していて元気な状態です。
プラ鉢から抜いていますがミズゴケが完全に乾いているのがよくわかると思います。
このままでもいいですが、ミズゴケから抜いてしまってもかまいません。

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3.とりあえず元に戻して軽く霧吹きをしていた状態です。

それぞれ、大小合わせて各5本くらいの新芽が出ています。
これをうまく育てると合計10本のストリクタになります。クランプ状態ですね。
午前中に日差しが差し込む出窓で25%遮光、霧吹きくらいで3/Wでやっています。

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肥料は、もう少し大きくなってから与えます。新芽が出た段階では必要ありません。

4.その状態で約1ヶ月たったものです。

大きなのができると小さいのは、押しやられて最後はなくなってしまうことがあります。
散水は、7月から注意が必要です。成長が止まったら得に控えること。そうしないと腐ってしまいます。 また、水草上の場合保湿されますので、成長はいいが腐ることもあります。

stricta2003-06-21

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5.それぞれの芽が大きくなっています。

しかし 今回鉢を利用しているので現在3個3個の計6個の芽が残っているという状態です。室内で温度が高くなっているので毎日散水で伸ばすようにしています。低い温度で成長が悪い場合は、散水も控えめにしておくほうが良いと思います。肥料は、現在ハイポネックスのラン用の液肥を10,000倍くらいで使用しています。2,000倍くらい場合は、月に1回程度でいいと思います。ミズゴケは、しっかり湿っています。

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6.かなり窮屈な状態になっています。

3個3個がここまで生き延びています。今年は、もう30℃を越える日が多く散水には気を使う毎日になっています。
外でしたら、夕方散水、直射日光のあたるときはやめてください。

stricta2004-06-22

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to be continue


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