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燐カル系肥料 燐・カル・苦土

燐カル系酸肥料 熔成燐肥

・ 性状 色、形
・ 成分 保証された保証%表示
・ 吸湿性、水への溶解度 難易度を表示
・ 酸度 酸性値
・ 肥効 速効性、緩効性
・ 性質 肥効の特徴

 性状 淡緑色の微粉状
 ・ 燐鉱石と蛇紋岩を高温で溶かし水中で急冷し粉砕したもの
 ・ 成分 組成はP2O5 SiO2
 く溶性りん酸 17.0 アルカリ分 40.0 く溶性苦土12.0 く溶性りん酸、アルカリ分及びく溶性苦土のほか可溶性けい酸、く溶性マンガン又はく溶性 ほう素を保証するものにあっては、可溶性けい酸20.0 く溶性マンガン1.0 く溶性ほう素0.05
 ・ 吸湿性 吸湿しにくい
 ・ 酸度 アルカリ性 「8~8.5」
 ・ 肥効 土壌に施すと燐酸中の石灰、苦土が粘土と置換し燐酸が溶け易い形に変わる叉、酸性肥料と共存しても溶けやすくなる
  ・ 酸性土壌や各種要素の欠乏土壌の改良資材に使用効果が高い
 ・ 炭カルの80%に相当する酸度矯正効果ガある
 ・ 殆どの作物に適する、特に苦土欠乏地帯に効果がある
 ・ 副成分として石灰30珪酸20鉄4%を含み、アルカリ分は50%ある
 ・ 無硫酸肥料で老朽田、湿田にも効果が高い
 ・ 全量元肥で使用する
 ・ 総合土壌改良効果が高く、pHを安定化し、窒素過多による石灰欠乏などを予防する
 ・ 燐酸吸収力の弱い作物「タマネギ」や生育期間の短い作物「ほうれん草など」では根の位置に近ずけるよう施肥位置に注意する
 ・ アンモニア系の肥料との混用は避ける
 ・ 1度にたくさん使用する場合は土壌のpHに注意しないと土壌がアルカリ性になってマンガン・亜鉛の欠乏症を起こす
 ・ BM溶燐はホウ素・マンガンを加えたもので過剰害が出ないようにこれらを苦溶性にしてある
 ・ボロン溶燐はBM溶燐からマンガンを除いたもので施設園芸用 「施設園芸では塩類蓄積しやすくマンガン過剰症予防」

熔成燐肥

BM熔燐
熔成燐肥写真


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